ベイトフィネスリール・ベイトリール・スピニングリールの違い
各リールのメリットとデメリット

2013年10月26日更新!

ベイトフィネスリールとは?

ベイトフィネスリールのイメージ画像

 ベイトフィネスリールは、本来、ベイトリールが苦手とする軽量ルアーでも、ストレスなく投げることができる画期的なリールです。例えば、ダイワの「T3 AIR」やシマノの「アルデバラン BFS」などが有名です。

■スピニングリールとベイトフィネスリールの違い

 ワームなどの軽量ルアーは、飛距離・魚の警戒心の面からも、本来なら細いラインを使うのが定番です。ところが、ハードカバーや障害物が広がるエリアでは、細いラインを使うと、障害物に擦れたり、枝に巻かれてしまいライン切れしたりで、貴重な魚を取り逃がす恐れもあります。

 ですから、そういう状況においては太いラインを使うのが定番となるわけですが、スピニングリールは、太いラインを使うのには適していません。理由は、形状上、太いラインを巻くと、ラインのよれにより、頻繁にもつれを引き起こしてしまうためです。

 そこで、太いラインを使うのに適しているベイトリールの出番となるわけです。しかも、軽いルアーも投げられる「ベイトフィネスリール」ともなれば、怖いものなんてありません。

■普通のベイトリールとベイトフィネスリールの違い

 「じゃ、ベイトフィネスリールがあれば、普通のベイトリールいらないじゃん」となるかもしれませんが、やはり、ネックは値段です。例えば、「Daiwa T3」で比較した場合、約25,000円近く差があります。

T3 MX(ベイトリール) 【定価】 34,125円
T3 AIR(ベイトフィネスリール) 【定価】 60,900円

 また、ベイトフィネスリールでどんな種類のルアーを投げられる性能があったとしても、重いルアー・軽いルアーに合わせたロッドやラインも選択する必要があるわけですから、ベイトフィネスで全てを網羅させよとするよりも、カバー用・オープンウォーター用といったように、いくつかタックルを用意するほうが現実的な気がします。

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リールの選び方